夏目漱石「こころ」第046回(中 十)

「中 両親と私 十」
父の病気は同じような状態で一週間以上つづいた。私(わたくし)はその間に長い手紙を九州にいる兄宛(あて)で出した。妹(いもと)へは母から出させた。私は腹の中で、おそらくこれが父の健康に関して二人へやる最後の音信(たより)だろうと思った。それで両方へいよいよという場合には電報を打つから出て来いという意味を書き込めた…。 夏目漱石の「こころ」連続読み第46回。上中下の「中 両親と私」の章の第10回である。
(5:53) Soseki Natsume "KOKORO"#46

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こころ 著者:夏目 漱石 |
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