夏目漱石「こころ」第050回(中 十四)

「中 両親と私 十四」
父の病気は最後の一撃を待つ間際(まぎわ)まで進んで来て、そこでしばらく躊躇(ちゅうちょ)するようにみえた。家のものは運命の宣告が、今日下(くだ)るか、今日下るかと思って、毎夜床(とこ)にはいった。父は傍(はた)のものを辛(つら)くするほどの苦痛をどこにも感じていなかった。その点になると看病はむしろ楽であった…。 夏目漱石の「こころ」連続読み第50回。上中下の「中 両親と私」の章の第14回である。
(5:51) Soseki Natsume "KOKORO"#50

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こころ 著者:夏目 漱石 |
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