« 芥川龍之介「機関車を見ながら」 | トップページ | サン=テグジュペリ「あのときの王子くん」8 »

2006年7月12日 (水)

夏目漱石「こころ」第051回(中 十五)

Download
「中 両親と私 十五」
「先生先生というのは一体誰(だれ)の事だい」と兄が聞いた。 「こないだ話したじゃないか」と私(わたくし)は答えた。私は自分で質問をしておきながら、すぐ他(ひと)の説明を忘れてしまう兄に対して不快の念を起した。「聞いた事は聞いたけれども」 兄は必竟(ひっきょう)聞いても解(わか)らないというのであった。私から見ればなにも無理に先生を兄に理解してもらう必要はなかった。けれども腹は立った。また例の兄らしい所が出て来たと思った…。 夏目漱石の「こころ」連続読み第51回。上中下の「中 両親と私」の章の第15回である。
(5:26) Soseki Natsume "KOKORO"#51

mixiにコミュニティを立ち上げました。ご意見などご自由にお寄せ下さい。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1102090

青空文庫
※テキストは、青空文庫の皆様のご尽力により、上記バナーで御覧になれます。

こころ Book こころ

著者:夏目 漱石
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/12649/2620600

この記事へのトラックバック一覧です: 夏目漱石「こころ」第051回(中 十五):

コメント

コメントを書く




コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。