夏目漱石「こころ」第053回(中 十七)

「中 両親と私 十七」
その日は病人の出来がことに悪いように見えた。私(わたくし)が厠(かわや)へ行こうとして席を立った時、廊下で行き合った兄は「どこへ行く」と番兵のような口調で誰何(すいか)した。
「どうも様子が少し変だからなるべく傍(そば)にいるようにしなくっちゃいけないよ」と注意した…。
夏目漱石の「こころ」連続読み第53回。上中下の「中 両親と私」の章の第17回である。
いよいよ中も後1回で終わりです。それでやっと半分。下 先生と遺書へ続きます。
(5:38) Soseki Natsume "KOKORO"#53
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こころ 著者:夏目 漱石 |
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