サン=テグジュペリ「あのときの王子くん」25

王子くんはいった。「ひとって、はやいきかんしゃにむちゅうだけど、じぶんのさがしものはわかってない。ということは、そわそわして、ぐるぐるまわってるだけ。」
さらにつづける。
「そんなことしなくていいのに……」
ぼくたちが行きあたった井戸は、どうもサハラさばくの井戸っぽくはなかった。さばくの井戸っていうのは、さばくのなかで、かんたんな穴がぽこっとあいてるだけ。ここにあるのは、どうも村の井戸っぽい。でも、村なんてどこにもないし、ぼくは、ゆめかとおもった…。
(8:47) Antoine de Saint-Exupery, Le Petit Prince #25
↑30秒すぐに試聴できます。

※テキストとイラストは、上記で御覧になれます。
翻訳を無料で公開して下さっている大久保ゆうさんに敬意を表します。ありがとうございます。
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著者:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ |
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