デフォー「ロビンソンクルーソー」第4章より

「世界一の不幸を経験した者からの教訓」
今だからこそ、ロビンソン・クルーソーの言葉が心に響く。多くの方に聞いて欲しい作品です。
そこでわたしは、今の自分がどうであるのか、どういう状況に追い込まれたのかを、ちゃんと考えることにした。そして自分の現状を書き出していった。何かあとに残そうというわけではないし、なにより残す相手もいそうにない。それよりはむしろ、毎日毎日このことについてあれやこれやと考えて、心を悩ますのをもうやめにしたかった。そうすると、まもなく冷静になって、落ち込んだ気持ちもおさまってきたので、今度はできるだけ自分をはげますことにした。つまり、悪いことに対して、良いことを書き立てていくのだ。そうすれば、自分よりももっとひどい場合だってあるのではないか、と考えることができる。というわけで、わたしは、借方と貸方よろしく公明正大に、自分のこうむった不幸に、自分の授かった幸運を対抗させて、このことを以下のように記した。
悪いこと // 良いこと この作品のテキストはこちら
(5:06) Daniel Defoe, The Life and Strage Srprising Adventures of Robinson Crusoe of York, Mariner First published in England 1719
↑30秒すぐに試聴できます。
翻訳を無料で公開して下さっている大久保ゆうさんに敬意を表します。ありがとうございます。
大久保さんのホームページはこちら
また、この朗読の機会を与えてくださった田代景子さんに感謝致します。
| ロビンソン・クルーソー
著者:B. ピカール,D. デフォー |
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)










最近のコメント